スロコン2013年01月29日 23:15

コインボックスに取り付けたスロコン

スロコン=スロットルコントローラーのこと。

アバルトだけでなくフィアット500や、同じエンジン系列のアルファなどでも言えることですが、アクセル(スロットル)の踏み加減に対し、なんとなくつきが悪いような、しっくこない感じがあります。 バックするときなどアクセルを少ししか開けないでクラッチを繋ぐとエンストしたりします。

これはどうやら意図的なものらしく、アクセルの初期のレスポンスをダルくして、燃費の向上や排ガスの規制物質の排出量を抑えるなどの効果を狙っているようです

しかし、スポーティなモデルにとって、これは楽しくありません。 アクセルに対して、素直にエンジンが反応してくれることを期待して、デバイスを付けることにしました。 それがTEZZOのスロットルコントローラーです。(アバルト00用¥52500)

アバルトのアクセルはワイヤーケーブルを使った機械式ではなく、踏み加減を電気信号に変えて送っている可変スイッチのようなものです。 このアクセルとコントロールボックスの間に、信号を変換するスロコンを取り付けることで、もっと気持ちよくエンジンが回るようになります。

このTEZZOのスロコンは最大出力を上げるものではなく、過渡のパワーやトルクを上げるものです。 

取り付けはマニュアルどおりに行えば難しくはありません。 アクセルにつながっているカプラーを外し、スロコンの配線をつなぐだけです。 電源から一本配線を引く必要がありますが、それも付属品に入っているパーツを使えば簡単です。 たいへんなのはカプラーの取り外しくらいです。 手が届かなかったりするので、手探りで行わなくてはならない場面もありました。 またスロコン本体は意外と大きいので、限られたスペースの500では、この箱の置き場を探すのが大変かもしれません。

コントローラーは小物入れ(コインボックス)の中に設置しました。(画像) コントローラーにはN(ノーマル)、S(スポーツ)、R(レース)の3つのポジションがありますが、常にSの位置で充分です。

結果は・・・・。 車体側のノーマルモード+スロコンSモードにしておけば、街なかで充分楽しい特性になりました。 スポーツモード+スロコンSでは、ちょっと速すぎかもしれません。 油断すると発進のときにタイヤが空転するくらいです。 でも高速では下から力が盛り上がるような感じになるので、加速や追い越しがスムースに出来て楽ですね。

スロットルレスポンスが気になる人には、おすすめの逸品です。

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